腰をすえて書きたいのですが、なかなかゆっくり
PCの前に座れないので少しずつ書いていこうと思います。
仙台の児童センターをあとにした私たちは
津波に流されたところを見に行きました。
本当は、テレビで観るような光景を想像して泣いてしまうのでは
ないかと思っていたが実際はそこまでの強い印象はなかった。
何故か・・・。
津波に全て流されてしまって、まるで元々が更地だったような
錯覚をしたからです。
本当に何もない。
元々、何もなかったのでは?と思うほど。
でも、少し行くと外側だけが残っているお家がポツポツとあり
やっぱりそこにはお家があったのだと実感
家の中は、津波に流されて窓ガラスも家具も全部なかった。
行く前は、ヘドロの匂いがすごいとかいろいろ聞いていたけど
本当にひどい地域には行けなかった。
バスが観光バスだったので、そんなバスで行ったら
単なる野次馬だと思われてしまうので断念した。
でも、見た光景からでも十分津波の恐ろしさは理解した。
みんなちゃんと生きて避難出来ただろうか?
今までの生活がなくなって希望もなくなってるんじゃないのか?
つらい。
でも、本当につらいのは被災した方々だ。
希望を持って・・なんてキレイ事は言いたくない。
でも、現実には生きていかなければならないのだから
少しでも生きることへの希望を捨てないでほしいと思った。
いろいろ考えさせられる時間だった。